今日はゲストハウス『ふじや』にて6時に起床。

今日はお世話になった四国を離れ、本州へ戻る日だ。

それでは出発。

しばらく漕いで、見えてきた。

しまなみ海道。

この道を進めば本州へ戻る。

寂しさもあり、後ろを振り返りながら進んでいく。

可愛い可愛いちっこい子供達に元気をもらいながら。

5つの島を越え、迎えた6つ目の橋。

これが最後の橋となる。

これを越えれば6つ目の島、『向島』に辿り着くことが出来、あと少し漕げば、しまなみ海道は終わる。

四国に向かう初日の日、この橋を渡りながらワクワクとドキドキが入り混じったあの感情をまだ鮮明に覚えている。

橋も終わっちゃったけど、まだなんか分かんないけどしまなみ海道にいたかった。

のんびり寝そべりながら昨日買ったセルカ棒でパシャリ。

俺は同じ道を通るのとか飽きるので嫌いなタイプだったけど、

四国へ向かってる時の感情や、四国での楽しかった思い出とかを振り返っていたら、本当にあっという間に2回目のしまなみ海道は終わりに近づいていた。

尾道(ゴール)まで残り5キロの地点で、みかん屋さんを見つけた。

行きも通ったけど、行きはいいやーなんて思い、素通りしたお店だ。

俺はせっかく愛媛県に来たのにみかんを食べていなかったことを思い出し、お腹も空いてから一旦お店を通り過ぎたけど少し戻って買いに行くことに。

(ちなみにこのお店はまだ愛媛県にあると思っていた。実際は広島県だった。)

大量のデコポンを購入。これで300円。

最高に美味かった。

デコポンを食べながら、ずっとお店のお姉さん(かなえさん)とお話ししていた。

かなえさんは世界中を飛び回ったりしていた元旅人で、

一人で歩きお遍路をやった経験がある。

歩きお遍路とは、四国88ヶ所のお寺を歩いて回ることだ。

これを女性一人で行った。

ちなみにかなえさんさんは別格20ヶ寺を合わせて108ヶ寺を回った凄い人だ。

もちろん野宿で。

まじで凄すぎないか。

女性には人に襲われる心配もあるわけで、男の俺はそれがないのに、夜道こえーとかびびってんの情けねえなって感じ、

とても勇気をもらった。

そこからかなえさんと、その彼氏さん(けんさん)で今年の12月から始めた、農業のお手伝いをさせて頂くことに。

まだまだ始めたてで、土を掘る作業。

農業という物の良さを最初は分からなかった俺だが、

けんさんと土を掘りながら様々なお話をして、農業を始めた理由について質問してみた。

そしたら

『自分の力で何かを作り上げたい』 

とのことだった。

誰かに指図されたり、型にはまった行動をしないで、自分の力で一つの物を作り上げる。

すげーかっこいいよね。

最終的には自家製レモンでレモン酎ハイを飲んだり。。

最高すぎる。

そう感じた。

そんな話をしていくうちに、俺が掘ったこの場所をこれから使ってもらえると考えただけで嬉しかった。

けんさんとかなえさんの夢の一部に少しでも貢献できたのかなって。

『農業』のまだ1ミリしか触れてない、

いやもはや1ミリにも満たないと思う。

でもなんだか農業の良さが少しわかった気がする。

こうして地元のおっちゃんに手を借りながら、カップル、いやもはや夫婦二人でやる農業ってめちゃくちゃ良いなぁ

俺も将来やりてえなあなんて思った。

こうして畑仕事を終え、

ご飯に連れて行ってもらうことに。

油そばにチャーシュー丼、チャーハンに餃子まで食べさせて頂いた。

これまでの旅のお話、人生のお話、そしてこれからの夢のお話まで、色々なことをお話しした。

中でも一番印象に残っているのは

『人生は決められている』

というお話。

これを聞くと、それだとつまらないじゃんと感じる人もいるかもしれない。

でも

そうじゃないんだよね。

今日、もし俺があの時みかん屋さんを愛媛県にあるものだと思っていなかったら

もし俺が昼ご飯をいつも通りの時間に食べていたら

もっと遡ると、もしコロナがなく、普通の日常で海外行くことができて、

俺が自転車日本一周という旅に出ていなかったら

あのみかん屋さんには行っていなかった。

こうしてあのみかん屋さんで、かなえさんとは出会っていなかった。

さらに、実はかなえさんはこの日、本来ならお休みの日。でも色々な理由で出勤することに。

そして仕事は二人体制で行うところ、一人が体調不良でお休み。なので必然的に話し相手はお客さんになる。

さらに俺が行った時間はお店が空いていた。(後から聞くと、俺が畑に行ってからお店は混んだらしい)

このように偶然と偶然が重なって、お会いでき、お話しする時間ができた。

振り返ってみると、旅で様々な人と出会えたことだってそうだ。

そして、けんさんとかなえさんの出会いなんてまさにそう。

けんさんが海外に行く前日に、

「北海道で仕事をしないか」

という連絡が来て、

「これはそういうことなんだな」

と思ったらしく、海外に行くことを辞め、北海道へ行くことに。

そして、そこでかなえさんと出会う。

これは果たして偶然と言えるのだろうか。

必然なのかもしれない。

やはり人生は決められているのかもしれない。

家を出る時間が1分、10秒、いや1秒でも遅かったら出会わなかった人たちもいるかもしれない。

こう考えるだけでめちゃくちゃ面白い。

最後にみんなで写真を撮って、解散。

俺はここから10キロ離れた道の駅へ進む。

夜道なんて全く怖くなかった。

そして無事に到着。

そしたら道の駅で76歳の、自転車で日本を回っているすごいおっちゃんと出会った。

この出会いも必然なのだろうか。。

今日は、けんさん、かなえさん本当にありがとうございました!

また絶対に会いに行くので待っててください!

そして、あの畑もどうなってるかワクワクしています!

そしてそして、これからもずっとラブラブでいつまでもお幸せにいてください!!!

3月26日

愛媛県松山市→広島県三原市

走行距離:133キロ

総走行距離:2549キロ

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