今日は道の駅『神林』にて起床。

実は昨日の夕方に、富山県氷見市で偶然お会いした自転車日本一周されてる空海さんとまた偶然出会った。

LINEは交換していたけどお互い連絡とってないし、本当に偶然だ。

嬉しかった。 

なんか旧友と再会したような気持ち。

でも髪が前より2m伸びてたから最初誰だかわからなかったけどね。

そんな昨日の夜から明け方にかけて風が凄かった。

雨はそこまで降ってなかったんだけど風が凄い凄い。

外にあった旗なんて風のせいで、ものすごい音でパタパタしてるしテントも雨と風を防ぐ青いシートがパタパタしすぎて寝れたもんじゃない。

てなわけで

雨と風を防ぐ青いシートを取ってこれで寝た。

通気性抜群なので寒かったけどパタパタ音がなくなり、無事寝ることは出来た。

しかも外から丸見え。

でも

最高の朝日を浴びれたのでオールオッケイだ。

そんな今日は空海さんと一緒に自転車を漕ぐ1日にした。

空海さんは普段50キロほど走行する人で、北海道に早く行きたいのと、青森のねぶた祭りに間に合わせたくて、俺と同じ距離を漕ぐことにしたのだ。

俺もこのままだと北海道に予定より早く着きすぎちゃって寒いので、目的地を90キロ先に設定した。

俺が先頭で空海さんには付いてきてもらう感じで行くことに。

それでは出発。

漕いだ瞬間すぐに分かった。

ペースが違うので合わせるのが難しい。

前に行きすぎないように、かといって遅すぎないように俺なりに気を遣ってるのをバレないように工夫していたけどすぐにバレて、各自別々で行き、目的地は同じにしようということに変更した。

そんなわけで再出発。

各々で行こうとしたんだけど、なんだか空海さんはどんな感じに1日を過ごしているんだろうと疑問に思った。

それを知りたくて今日ついて行っていいですか?と聞き、許可してくれたのでついていくことにした。

空海さんには俺がカメラマン賢ディレクター的な感じで情熱大陸とかアナザースカイ的な感じで行くんで本当に自分のペースで行ってくださいみたいな感じに言っといた。

それにしても今日の道のりは坂が少ないし道路は良いし景色がめちゃくちゃ良い。

このくらいの距離感を保ちながら進むことに。

そしてまずは空海さん、出発してから1時間ほどで必ずコーヒーを入れるらしい。

これはもうルーティーンになっていてこれがないとダメなようだ。

俺も頂いた。

うん、美味い。やっぱりインスタントとは違う。

俺でも分かった。

それに親近感が湧いたのが、

生食パン食い。空海さんもやっていた。(笑)

これやっぱり抜群にコスパいいし美味いんだよね。 

やっとこの気持ちが分かる人がいて嬉しかった。

しばらく休憩をしてから、再出発しようとした時に空海さんが一言。

「水族館行かない?」

結構評価が高いところらしく、俺も空海さんも一人だったら絶対行かないであろう場所だったのでせっかくだからと思い行くことに。

そこからは目的地を一旦水族館に変え、55キロほどかっ飛ばす。

今までは俺が後ろを着いていく形を取っていたけど、空海さんが兄ちゃん前行って〜と言ったのでそこからはカメラマン兼ディレクターの俺が先陣をきり、着いてきてもらう謎の形になった。

景色に癒されながらも55キロほど漕ぎきり水族館に到着。

一人だったら絶対どっかで休憩しちゃってたし、来れてなかったかも〜の空海さんの一言だけで一緒に走ってきた意味を感じた。

そしていざ水族館へ。

水族館はいつぶりか分からないほど久しぶりだった。

普段見ることの出来ない魚達を間近で見ることができ、おもろいなぁと感じる。

でもそれと同時にこんなにも狭い空間に閉じ込められていて可哀想と思ってしまった。

これまで旅をしていく中でたくさんの野生動物と出会ってきた。

そいつらは本当に生き生きしているように感じられる。

もちろんその分たくさんの野生動物の死体も見てきた。

その死体の多くというか全て?は、車に轢かれて死んだもの。

ぐちゃぐちゃになっていたり、虫に喰われていたり、様々。

最初は、うわ死体だ。見ちゃった。みたいな感覚だったけど

最近はまた死体だ。ごめんな。

みたいな感覚になっている。

人間の手によって生態系が壊され、野生動物の生息地が侵略されていく。

そしてこのように普段は狭い檻に閉じ込められ

エサをもらうために人間達の前でショーを披露する。

素直に水族館というものを楽しめなくなってしまった。

正直考えすぎかもしれない。

考えすぎかもしれないし、こんなこと思ってはいけないかもしれないし、夢のないことを言っているのかもしれないけど

こうやって自転車一人旅をしていると

本当に自然と共に生きて、自然によって心が癒され、時には苦しい試練を与えられる。

そんな自然がめちゃくちゃ好きになった。

元から好きだけどもっともっと好きになった。

だから色々考えちゃうのかもしれない。

でも海に潜れない人達はこうやって水族館で見ることしかできないしなぁなんて色々なことを考えてしまいなんだか疲れてしまった。

空海さんには申し訳なかったけどこの人本当に優しい方で、話を聞いてくれるし自分の意見もくれるし俺に一人の時間もくれる。

ありがとうございますしか言えない。。

そして水族館を出てからは温泉に行くことに。 

俺は疲れちゃったので水族館の駐車場で昼寝をしてから行くと伝え、空海さんは温泉へ向かい、そこからはまた別行動で夜に道の駅で集合することにした。

30分ほど昼寝をしてから俺も出発。

やっぱり昼寝をすると頭がスッキリして気持ちいい。

しばらく漕いでいると空海さんがコンビニで座り込んでいるのを見つけた。

「温泉もう行ったんですかー?」

そう聞くと

「小銭なくておろしに来た。でもなんか疲れちゃったんだよねぇ。」

そう答えた。

そして続けてこう言った。

「1日の中で喜怒哀楽が激しすぎるんよ。」

めっちゃくちゃ共感できすぎて爆笑した。

そう、一人旅をしていると1日の中で喜び、怒り、悲しみ、楽しみがごっちゃごちゃに起きる。

(特に自転車だからってのがあると思うけど。)

俺って情緒不安定なのかなぁと思っていた時期もあったけど、やっぱり皆んなそうなのかなって思った。

あーでも怒は最近ずっとないかも。

色々と受け入れられるようになったし、逆にいらついてる自分に腹が立つくらい。

でも

インスタのストーリーに最高〜とかこの景色やべ〜とかクソ楽しい〜とか、載せてるけどそれは本当に事実つっうか共有しないとダメレベルで最高なものなんだけど、

そのすぐ後にタイヤがパンクしたり、雨が降ったり、過去のことやら今のことやらで気持ちの変化が起こったり、単純に疲れてへこむ時もある。

そんな疲れてる時に追い討ちをかけるように登り坂が来るし

楽しみにしていた温泉が閉館していることだって何度もある。

徐々に様々なことに対応できるようになったし慣れてきたけど、こうやって毎日違う道を通り、色々な感情になるのでたまによく分からなくなる時がある。

まあでも

その分、普段感じ取れないようなことを感じ取れたり、普段得られないようなことを得られるんだけどね。

しかも美味いもん食えたり、温泉入れたり、なんかまじでちょっとしたことが幸せに感じたり、変な看板見つけて一人で突っ込んで笑ったり、自分でボケて自分で笑ったり、ちょっとした良いことが起きたらケロッとハッピーになる。(笑)

そんな喜怒哀楽が激しい自転車一人旅。

特に俺たち二人は激しい人たちなんかもね。(笑)

これからも色々なこと起きるだろうなぁ。

その度考えさせられちゃうのかな。(笑)

まー、それもそれでおもろかった、良い経験だったと言える日が絶対に来る。

きつい時はその時を楽しみにしながらこれからも自転車を漕いで行こうかな!

5月28日

新潟県村上市→山形県三川町

走行距離 99キロ

総走行距離 7012キロ

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