今日は白糖町のキャンプ場にて起床。

朝起きてダラダラしていると

軍隊が来た。

いや、普通に焦った。だって誰も居ないキャンプ場にいきなり大勢の軍隊が来るんだもん。

ただごとじゃないなと思ったけど、

みんなトイレ休憩だった。

なーんだ。

おそらく自衛隊の人たちだけど、この場所には誰も居ないと思ったのか、ふざけてる人たちがいて、俺をみた瞬間やべって言って黙り込んでた。

いいのに全然ふざけてて。

何も思わんし。

ていうか旅してて思うのは日本人って仕事だとめちゃくちゃ気つかってるような気がする。

実際の性格はこんなんじゃないんだろうなぁって思いながらいつも見てる。(笑)

あと、日本人の店員さん謝りすぎだと思う。

謝られるこっちの方が逆に申し訳なくなってくる。

確かに悪いことしたら謝ることは同然だけど、全然悪いことしてないし、そんな謝らないでいいのにっていっつも思う。

俺も社会人になったら謝らなきゃいけないのかな。俺的にそういう部分が日本の嫌いなところだ。

あとは謝ればおっけーっていう風潮も嫌い。問題の本質的なものは解決しないし、とりあえず謝りなさいとかよく分からん。

まーとりあえず

『すみません。申し訳ございません。』

こんな言葉増やすより

『ありがとうございます。』という言葉を増やした方が絶対良いよなぁ。

俺が外人になったわけではないけど、何でこんなに申し訳ございません。すみません。って日本人が言うのか不思議だし、ある程度の礼儀さえあればもっと全然フランクでいいのにねえと思ったからちょっと言ってみた。

さあさあ今日も自転車漕ぐぞ漕ぐぞ。

そんな今日は帯広まで行く。

そして豚丼を食べる!そしてサウナに入る!

サウナに入りたい!もう一週間以上入っていない。サウナに入りたい!

それでは出発!

今日も曇ってはいるけど霧は出ていなかった。

朝に霧が出てないのは久しぶりだったので今日は霧出ないん日なんじゃないかと思いながら漕いでいた。

すると10分くらいしてもう霧が始まった。

ていうか今日は霧というより小雨だった。

霧と小雨の違いとか、その境界線がよく分からんけどとりあえず今日のは小雨だったと思う。

40キロほど漕いで、浦幌市に入ったところでコンビニを見つけたので少し休憩。

この先にコンビニがあるか分からないからこういうコンビニを逃してはならないのだ。

そしてアメリカンドッグの砂糖味と、十勝の牛乳を買った。

この組み合わせやばい!最高すぎた。

めっちゃ美味い。

北海道ゴールデンコンビと呼ぼう。

そしてこの北海道ゴールデンコンビを食べ、少ししてからまた出発。

今日の道もザ・北海道という道で、大自然。

小雨も止まない。

そしてトンネルに入る。

このトンネルの歩道狭すぎだろ、誰も歩けんわと思ってパシャリ。

そこから30キロくらいだろうか。

漕いで行くと

街が見えてきた。

これはおそろく帯広だ。店がいっぱいある。

大正解。帯広だ!

まずは今日泊まる予定のライダーハウス『やどかりの家』へと向かった。

ここは日本で一番古いライダーハウスらしい。着いてから気付いた。

見た目からしてなかなかファンキーだ。

映画のセットとかで使われてそう。

そんなライダーハウスに荷物、自転車を置いてまず向かったのは

ぶた丼屋だ。帯広でぶた丼を食べることを旅出発前から楽しみにしていた。

普段は激混みで並んでいるらしいのだが、時間も14時。そして平日ということですぐに入れた。

そして頂く。

激うまだ。

豚が牛を越える時代が来た。

ていうよりタレが美味すぎる。

このタレがあればご飯何倍でも食べれるぞ。

その後は温泉へ入り、

スーパーで北海道限定飲み物、ガラナを買った。

これ無理だ。俺の舌には合わない。笑

そしてしばらくしてから宿へ戻った。

すると宿の方に話しかけていただき、色々とお話していて、俺が「ガラナってくそまずいっすね〜」って言ったら

そんなこと北海道の人に言ったら北海道出禁になるぞと言われた。

しまった。(笑)

まあでも宿の方々が本当に本当に良い方々で、それから日付が変わるまで飲みながら食べながらずっとお話したんだ。

ここまで話してくれるのかってくらい深い話を聞けて、こんな人たちに俺もなりたいって強く思った。

そして

味噌汁作ってくれたり

北海道のソウルフードであるホンコンやきそばを作ってくれたりビールをくれたり

本当に良い時間を過ごさせていただいた。

何より今日一番思ったことは

『人生何が起こるか分からない』だ。

俺が前から言っていた『人生は決まっている。』

と一見全く意味が反対の言葉だけど、深く考えると同じような気もしてきた。

要するに、何が起こるか分からない人生、色々なことに直面すると思う。でもどんなピンチになろうが結果は決まっている。そこをどう乗り越えれるかが大事というわけだ。

とりあえず先のことを考えても仕方がない。今、自分が出来ること、今、自分がやるべきことに全集中することが大切だ。

そうすればなるようになるさ。

ということを深く感じた。ていうより教えていただいた。

ま、こういう何が起こるかわからない人生ももとから決まっているんだけどね。

そして明日は次の街へと向かう予定だったのだが、なんと宿の方々が十勝を案内してくれることになったんだ!

最高だ。

このご時世、北海道にツーリングに来る人とか、ライダーハウスに泊まる人はほとんどいなくて、ライダーハウスに行っても、だいたい一人だった。

少し寂しい気もするけど、そうすることで宿の方とめちゃめちゃお話しできるし、人のいびきで寝れないということがないから最高で最高だ。

やっぱり地元の方に案内してもらうと本当に美味しい場所、良い場所に連れて行ってくれるから楽しみすぎる。

その土地のことを存分に知れる気がするんだ。

ちなみに俺が今日食べた豚丼は地元民は絶対行かないらしい。(笑)

最後に写真を撮って

おやすみなさいだ!

写真にうつってる手前のご夫婦が宿を経営してる方で、後ろの男性はここに遊びに来てるというかもはやここの家族みたいな人。

この人も凄くて、英語ペラペラで、海外の有名な人の通訳とかをしてるんだ。タイガーウッズとか。

どこにも所属しないでフリーで仕事をしている。

かっけえな。

そして寝る場所はこんな感じ。

このように仕切りがあるだけで、雑魚寝。

広々と使わせていただきます!

おやすみなさい。また明日。

7月1日

自転車日本一周 123日目

北海道白糠町→北海道帯広市

走行距離 85キロ

総走行距離 9768キロ

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