今日はライダーハウス『みどり湯』にて起床。
そんな今日はさかい君と日本最北端の離島、礼文島へ向かう!
それでは出発。
今日も霧だぁ。
礼文島も霧なのかなぁ。まあしゃーない。
思ったより良さげなフェリーに乗り込んだ。
人が全然いなくてめちゃくちゃ広くて最高。
ここから約3時間、フェリーで移動する。
そして到着!
花の浮島『礼文島』!
ターミナルに到着すると、別のチャリダーさんもいたので三人でパシャリ。
時刻は午後の一時。お腹も空いたので稚内のライダーハウスで教えていただいたお店へ行くことにした。
タコカレーを注文。
カレーにしては1200円というかなり強気な価格設定だったが名物なので食べといた。
でっかいタコがごつごつ入っててかなり美味かった。
そしてご飯を食べ、なんだかゆっくりしたい気分になってしまったので今日は霧も出てるし自転車漕がないで明日漕ぐかーなんてことになりゆっくりしていたら
外が明るくなってきた。
こりゃ行くしかないと思い、結局出発することに!
礼文島は一周できる道路がないので、行って帰ってくる形になるけど40キロちょいだ!それでは出発!
晴れていたのは最初のほんの少しだけだった。
あとは霧だ。そして向かい風が本当に強い。(なぜか旗は逆方向向いてるけどめちゃめちゃ向かい風強かった。)
島に良い景色を見るために来たのになんで霧の中寒い思いしながら何も見えないところを漕がなきゃいけねえんだあなんてちょっとむきになりながら漕いでいた。
すると一緒に漕いでたさかい君が一言。
「この山越えたら晴れるんじゃないですか?」
そうだったらいいけど無理だろ〜なんて俺は言ったけど山を抜けると
快晴!
さかい君は神か何か?それとも天気予報の人間?
この棒立ちしてる感もめっちゃいい。
とりあえず晴れたんだ。ありがとうさかい様!
でもさかい君、疲れちゃったらしくて
「ここ今日の目的地でいいんじゃないですか?」と。
俺はそれは絶対許さないので
「ダメだ。行くぞ。晴れてるうちに行くぞ!」と言い
ここで少しゆっくりしたそうなさかい君を無理やり引っ張ってまた漕ぎ出した。
その先ももずっと晴れだった。
そしてだんだん海が見えてきた。
下り坂を一気に進み、少し階段を登ると
そこにはあった。俺が見たかった景色。
これ『澄海岬』って書くんだけど、これでスカイ岬と読むんだ。名前の通り本当に透き通ってて空みたいだった。
さかい君も大喜びだった。
自転車漕いだる途中、
「利尻とか礼文に誘っていただきありがとうございます」と言われたんだ。
さかい君、おじさん三億円あげるね。
そんなさかい君ともパシャリ。
さかい君のおかげで晴れの澄海岬を見ることができたわ。サンキュー!
そしてここでゆっくりしていたらさかい君が突然ニヤニヤしながら松山千春さんの『青空と大地の中で』を携帯から流し始めた。
さかい君、さすがだねぇ。ニヤニヤするとこ合ってる。
そしてさかい君、めっちゃそこ映えてる。
そんなこんなで少しここでゆっくりした。
でも、来たなら戻らなければいけない。
これが自転車旅のきついところで観光地とか、良い気色の場所来てもそこからまた漕がなきゃいけないんだ。
そしてここは北海道最北端ともあり、日が沈むと平気で気温が1桁になる。早く戻らねば。って事で漕ぎ出す。
そんな帰り道はずっと晴れていた。
そして行きが壮絶な向かい風だったおかげで帰りは追い風だ。行きよりも時速10キロも速いペースで簡単に進めた。
そして左には利尻富士が見えてきた。
最高のご褒美だ。
しばらく漕いでから港に着き、温泉に入り、いつも通りひっそりとテントを建てた。
いやぁ楽しかった。今日も最高の一日だった。
どんな日でも最終的に良い方向に行けば結局最高な1日だったって人間は思えるんだよね。
明日は利尻島へ向かいたいと思う!
それではまた明日。
6月18日
北海道稚内市→北海道礼文町(礼文島)
走行距離 53キロ
総走行距離 8743キロ
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