今日は白尾町にある温泉の2階休憩室にて起床。

汗だくだ。暑すぎる。

床暖房がついてて、布団を敷いてるのに熱が背中に伝わってきて暑すぎた。

半袖短パンで寝たけど汗だくで身体中ベタベタ。

だから全然寝付けなかったし寝ても暑さで途中起きた。寝不足だ。

こんな感じに床暖房がないエリアを探して布団を敷いたけど効果なかった。

そして朝起きたら雨が降っている。

久しぶりに心地よくない朝だ。

まあこれも旅かと思いながら朝ご飯のパンを食べた。

そして午前6時、

外はめちゃめちゃ雨だったけど部屋の中暑すぎたしもういいやって思って出発することにした!

かなり雨だった。

雨雲レーダーには表記されていない雨。

これは霧なのか?それにしては雨粒が大きすぎる。

まあでもそのうち止むでしょ〜なんて思いながら自転車を漕いで行き、2時間。

たまに雨宿りしながら漕いで行ったけど、身体全身ビショ濡れだ。

でも雨が止んだ!

そしてすこーーーしだけ青空も見える。

濡れた身体を乾かしながら漕ぎまくった。

しばらく漕ぐと、『善光寺』という神社を発見。

石割桜というのを見つけた。

石の中から桜の木が生えているんだ。

時期的に桜は見えなかったけど、木の生命力の強さを感じた。

そしてその後も漕いで行くとついに『函館』と表記された看板が見えた。

俺が行くルート的にはまだゴールまで230キロあるけどもうすぐで函館に入れるんだな。もうすぐで北海道一周が終わるんだな。もうすぐで北海道一周が終わっちゃうんだなって思った。

正直北海道デカすぎて早く終わってほしいなぁなんて思ってたけどここまで来るとまだ終わってほしくないなぁっていう感情も芽生えた。

それにしても北海道よ、

旭川過ぎたあたりからほとんど霧だったよな。

天気が良い日まじで少なかったよな。

晴れた綺麗な海はいつ見せてくれるんだい。

最後まで見せてくれないのかな。

そんなこと思いながらその後も漕ぎ続けた。

そして今日の道のりは久しぶりに本格的な峠越えだった。

それにプラスして雨が降ったりと、割と体力を奪われた。

登っていくと

霧。小雨。雨。

ていうか霧と小雨と雨の境界線って何だ?

まあよく分からんけど、それの繰り返しだった。

その後も気合いで登り、

ちょっと名前がイカしてるトンネルをくぐったりしていき、今日の目的地である八雲町に入った。

すると日本一周17周目という化け物みたいな人と出会った。

めちゃくちゃ癖のある人で、日本一周することは自分の職業らしい。

お金はどうやって稼いでるんですか?と聞くと駅とかでもらってると言っていた。

それが職業と言えるのかいと思ったけどそれも人それぞれか。

写真は靴だけしか撮らせてもらえなかったけど

まあすごい。手作りらしい。

こんな人生の送り方もあるんだねぇ。

旅に出てると本当に色々な人と出会って自分の中にあった既存の価値観や考え方が良い意味でぶっ壊れる。

でも人から聞いた話を全て鵜呑みにするのではなく、自分で判断して自分の中に取り入れたいものは取り入れる。

その結果、自分の中の世界、可能性が広がる。

日々とても人生の勉強になります。

そして今日の目的地のキャンプ場へ向かった。

そこでもめちゃめちゃ登らされたんだ。

ルートに沿った登り坂なら全然良いんだけど、ルート外の登り坂は苦痛でしかない。

やっとの思いで到着すると、なんと一泊1500円もするキャンプ場だった。

この旅で泊まってるキャンプ場は高くても500円。

だいたい無料か300円といったところだ。

さすがにこんな高いの泊まれたもんじゃないと思い、せっかく登った坂を降りて再び野宿場所探し。

久しぶりに野宿難民だ。

でも焦りはなかった。ていうか謎の心の余裕もあった。

これもまた成長したなぁ。旅に出た当初は寝る場所探しで焦って焦って毎日が不安だったのに今では寝る場所なくてもなんとかなるっしょ〜って感じだ。

自分の成長って自分では分からないとよくいうかもしれないけど、旅に出て、毎日、一日のまとめとしてブログを書いていると過去を振り返った時に自分の成長がすごく分かるんだ。

てかもはや過去の自分は自分ではなく、他人とまではいかないけど、そんな感覚だ。

まーそんなこんなでぶらついていると

バス停を発見!

なんか嫌だからずっと避けてきた野宿場所ではあったけどここ以外寝る場所がない。ていうわけで今日はここで寝ることにする!

中に入ると割と快適だ。木の匂いが良い感じでサウナにいる気分。

目の前が国道だから車の音うるさいけど仕方がない。

今日は寝不足だし、なかなかの距離漕いだからよく寝れる気がする。

それじゃーおやすみなさい。

また明日。

7月8日

北海道白老町→北海道八雲町

走行距離 148キロ

総走行距離 10397キロ

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